人には優しい言葉をかけたい、非モテなすびのワカジツです。
ぼくはモテません。
甲斐性もありません。
ただ、人間関係には恵まれているので、「ブサイクが!」とか「クソ非モテ野郎が!」みたいな暴言を言われたことは無いです。
言われたことがあるのは、ネタにもしにくい、ほんのりと悲しい言葉のみ。
恐らく、向こうにそこまで悪意はないのでしょう。
ぼくに対して、ポロっと口から飛び出しただけなのです。
そこまでめちゃくちゃ暴言というわけでもないので、言われたぼくも「ん??」くらいの微妙な気持ちにしかなりません。
でも、冷静に考えるとじわじわくる面白さがあるので、ブログに書くことで自分の心から昇華させたいと思います。
というか、抱えたくないから楽しんでほしい。
「あっ……」とかならないでね。
ではどうぞ。
散髪屋のおっちゃん「顔、変態っぽいもんなあ」

散髪屋で「変態」って言われたことあります?
一応ぼくは客ですよ。
ぼくがピチピチの大学生である18歳のころ、特に髪型にこだわってるわけではなかったので、家の近くの理髪店で髪を切っていました。
床屋ほど適当ではないのですが、美容院ほどオシャレではない。
店長のおっちゃんとアシスタントの2人でやっている、小ぢんまりとした理髪店です。
おっちゃんは坊主頭にハンチングという、典型的なオールドスタイル。
当然ぼくの髪を切ってくれるのはおっちゃんなので、軽く会話をしながら散髪を進めます。
彼女なんていたことがないのに、「今は」という精いっぱいの強がりをおっちゃんにみせていました。
プライベートな内容にもかかわらずグイグイくる感じが、理髪店っぽくて素敵ですね。
このあと、店長から信じられない言葉が飛び出すのです。
あっさり流されて話題は終了しました。
いや、客の顔に「変態っぽい」とか言います?
一切悪気ない感じで言われたので、ぼくも完全にスルーしてしまいましたが、冷静に考えるとおかしいですよね。
家に帰ってから「あれただの悪口だよな……」ってなりましたもん。
数年後、そのお店は潰れてしまいました。
理由はなんとなくわかる気がします。
会社の同期女子「海に突き落としたくなるから無理」

ぼくが同僚をクルージングデートに誘ったときに言われた言葉です。
大学の先輩の結婚式の2次会で、ランチクルーズのペアチケットが当たったんですよね。
もちろんぼくは非モテなので一緒に行く人もおらず、唯一気軽に話せる女性は、同じ部署にいた同期だけでした。
同期はめちゃくちゃタイプというわけではなかったのですが、話してると楽しいし普通にいい子です。
よっしゃ、せっかくなので誘おう。
そう思って、週末にクルージングのチケットが当たった話を展開するぼく。
同期も「彼女いないのにね」と、ちゃんと会話してくれました。
すぐには誘いません。
会話を重ねる中で、絶好のタイミングを模索します。
そしてついに、同期からあの言葉が飛び出したのです。
よっしゃ!ここしかない!!
まさに神が与えてくれた、絶好のタイミング。
ここでぼくが華麗に一言
ランチなのでやらしさも無いし
普通に行こうと思ったら5,000円くらいかかるのに無料だし
日付はこっちで指定できるから予定ない日を選べるし
完全にツモだろう。
机にあるカレンダーを手に取って、勝手に日程を決めようと考えていたその時
Why!?
そんな断り方あります??
むしろこれは彼女なりの優しさなのかな……なんて深いことを考えてしまうくらい、衝撃的な断り文句でした。
そのあとはシレーっと通常業務に戻っていったので、ガチで嫌だったのでしょう。
ぼくは若干言葉を受け入れられなかったのですが、冷静にカレンダーをもとの位置に戻します。
女性から「海に突き落としたくなる」と言われた人間はそこまで多くないと思うので、いい経験ができたと強引に解釈します。
ここで終わればちょっとした面白話で終わっていたでしょう。
ただ……
ここでぼくが圧倒的なサイコパス感を出してしまい、その日の営業日報(全社員が見れる)に
「〇〇さんをクルーズに誘ったら、『海に突き落とす』と言われました」
と書いちゃったんですよね。
すると、その日から彼女が退職するまで、ほとんど口を聞いてくれなくなりました。
理由はなんとなくわかる気がします。
元カノ「一緒にいてドキドキしなくなったから、別れよう」

これほんのり悲しい言葉じゃなくて、ガチで悲しいやつですわ……
ぼくが23歳。元カノが20歳のときに言われた別れ言葉です。
付き合って1年半たったころに言われました。
1年半たったらそりゃあドキドキしなくないですか?
何年もドキドキしっぱなしなもんなんですかね?非モテにはちょっとわからないです。
ぼくは社会人1年目で、彼女は大学生だったので、環境の違いがモロに出てしまったパターンですね。
ちなみにこれ、言われたのは大みそかの夜11時
年越し前に言います?これ。
そのあとジャニーズのカウントダウンを見ていたぼくは、世界で一番死んだ顔をしていたことでしょう。
個人的には結構面白いかなーと思ってたまに飲み会とかで話すんですけど、8割の確率で「あぁ……」という空気になるので、あまり話さないようになりました。
ちなみにそのあとすぐに、僕も知ってる大学の後輩(錦戸亮似)と付き合い始めました。
理由はなんとなくわかる気ががががががが(脳の異常)
バーの女性「無理して話しかけなくていいから」
ナンパ好きな友達に連れられて、女性2人組に話しかけたときに言われた言葉です。
バーといっても、スイッチバーという男女の交流を深めるというコンセプトのバーなので、女性もある程度出会いを求めてきているはず。
大人っぽい印象の2人組が暇そうにドリンクを飲んでいたのでアタックしました。
友達はさすがナンパ慣れしているので、すぐに女性と和気あいあいと会話を始めます。
最初は4人で話していたのですが、友達は徐々に1人の女性との会話にシフト。
ぼくも「やばい、話さないと」と気合を入れ、もう1人に必死に話しかけました。
色々な話題を提供しましたが、反応はかなり薄い。
「やばい。次の話題はどうしよう。」と必死に考えているときに一言。
「無理して話しかけなくていいから」
真顔でそう答える女性は、ぼくの心をしっかりと叩き割りました。
この言葉に、あなたならどのように答えますか?
「そんなこと言うなよ~」と言葉を気にせず会話を続けるでしょうか。
それとも、「いやいや、ひどいこと言うね~」と自虐気味に返すでしょうか。
ぼくの返答はこちら。
ダッサ!!!!
必死に強がる非モテの姿が浮かびますね……
そりゃあ、女性にツンとされる理由はなんとなくわかる気g
(失神)
最後に:非モテ脱却を目指して、色々取り組もう
モテない男に向けられたほんのりと悲しい言葉、楽しんでいただけましたでしょうか。
本当はもっとあるはずなのですが、どう頑張ってもひねり出せませんでした。
ほんとうに心が折れた言葉に関しては、思い出せないようにブロックがかかっているのかもしれませんね。
こんな悲しい言葉を言われ続けていたぼくですが、最近は非モテという現状をなんとかしないとだめだ!と思って、いろいろ考えて取り組んでいます。
ファッションセンスが皆無なので、服の買い物をファッショナブルな友達に手伝ってもらって、とりあえず清潔感だけは出してみるとかですね。
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