どうしたらいい?
「女性と話していても、なかなか会話が続かなくて、無言になることが多い」
「話していても、相手が楽しいと思ってくれているか不安」
このような悩みを持っていませんか?
ぼくは会話が苦手で、自分のトーク力の無さに落ち込んで、婚活が嫌になってしまうことが本当によくあります。
そこで、どうすれば初対面の人と話を続けられるのか必死に調べました。
話しが続かない人の特徴として
- 相手の話へのリアクションが薄い
- 話題を広げるのが下手
という2点があるようです。
逆に言うと、この2つを改善できれば、誰とでも話題が途切れることなく、楽しく会話を重ねることができるとのこと。
「いやいや、それが難しいんだよ」と思うかもしれませんが、意外と誰にでもできるテクニックというのは存在するみたいです。ぼくも調べててびっくりしました。
この記事ではぼくが調べた会話術について紹介するので、少しずつ改善して、女性と楽しくワイワイ話せるようになりましょう!
ただ頷くだけになってない?リアクションが薄い人の対処法

聞き上手という言葉を勘違いしている人が多くいらっしゃいます。
・女性の話に対して、ウンウンと頷くだけの人
・女性の話をただ聞くだけの人
残念ながら、これだけでは聞き上手とは言えません。
本当の聞き上手は、「相手の話をしっかり聞いて、反応を示して話を盛り上げる、サービス精神がある人」の事を指します。
「この人と話していると楽しいかも」と思わせることが重要なのです。
あなたが話す立場だとすると、ブスっとしている人に話をするのはしんどいですよね?
そう思われないよう、「相手をいかに楽しませられるか」を意識して話を聞きましょう。
そのためには、リアクションを大きくとることが必要不可欠です。
どのようなことを意識すればよいか、本稿で説明します。
いつもより少しだけ声のトーンのバリエーションを増やそう
リアクションが薄い人は、平坦なトーンでウンウンと頷くことが多いです。
すると話している側も「ちゃんと話が伝わっているのかな」と不安になり、話しが盛り上がらなくなります。
「なにを考えてるかわからないよね」と言われる人は、リアクションが薄い可能性があるので要注意です。
少し声のトーンを高くしたり、声を大きくしたりして、相手が気持ちよく話せるようなリアクションを作ってあげましょう。
「どのようにやればいいの?」と思う方は、テレビや動画などで、聞き上手な人の話し方をチェックしてみましょう。
明石家さんまさんのリアクションの取り方は非常に勉強になります。
冒頭の松坂桃李さんのように、自分の中ではちゃんと心の底から思っていたとしても、相手に伝わらなければ意味がありません。
ここまで大げさでなくてもよいですが、「相手の話を楽しそうに聞く」ということを意識しましょう。
大げさな身振り手振りを意識しよう
声のトーンを変えると同時に、体を大げさに使うことも意識してみましょう。
話を聞くときに少しのけぞったり、手を叩いて笑ったりなどですね。
こちらも先ほどのさんまさんのリアクションが非常に勉強になります。
反応を大げさにとることで、相手を楽しい気持ちにさせましょう。
外国人の方はリアクションが非常に大きいので、見ているだけで楽しい気持ちになりますよね。
ここまで大げさにする必要はありませんが、身振り手振りは自分の思っている以上に小さくなってしまいがちです。
少し大げさかな?くらいがちょうどいいと考えて、しっかりリアクションをとりましょう。
表情も大切。笑顔を意識して話を聞こう
ニコニコ話を聞いてくれる人って、素敵な印象を持ちませんか?
特に男性は表情の硬い人が多く、ニコニコしているだけでもかなり他の人と差がつくのでお勧めです。
「はじめまして」の挨拶から、にっこり明るいイメージを持って話すようにしましょう。
「自分は表情が硬いかも……」と感じている人は、表情筋のストレッチを行うことで改善できます。
1.梅干を食べた時のように、顔の中心にパーツを集中させる。
2.反対に、驚いたような表情を作り、すべてのパーツを外に開放する
3.1~2を10回ほど繰り返す
こちらは演劇役者さんも行っているトレーニング法ですので、続けていくうちにどんどん表情が柔らかくなっていきます。
人と会う前に数回やるだけでもかわりますので、人がいないトイレなどでやってみてください。
事前に話題を用意していても、すぐに尽きてしまう人への対処法

話しが苦手なので、事前に話題を考えてからデートに臨むという方は多いです。
しかし、会話が続かないことに焦り、すぐに用意した話題を全て使ってしまったという経験はありませんか?
なかなか相手の話を広げることができず、Q&Aのようになってしまう方もよく見かけます。
話題を考えてから臨むことは非常に素晴らしいので、あとは1つ1つの話題を広げられるように意識しましょう。
話題の広げ方について、本稿で説明します。
バックトラッキングを用いて、相手の話に興味があることをアピールする
バックトラッキングは、日本語では「オウム返し」とも呼ばれており、相手が話したことと同じ内容を繰り返して話す手法です。
相手の話に興味が持てないと、どうしても相槌だけの返答になってしまい、話しが盛り上がらないですよね。
そこで、相手の話を繰り返すことで、「自分はあなたの話に興味がありますよ」ということを演出します。
例えば、あなたが全く興味のないゴルフの話題になったとしましょう。
自分「趣味は何かある?」
相手「最近ゴルフを始めて練習してるんだけど、うまく打てるとすごく遠くに飛んで気持ちいいんだよね」
自分「へぇ。そうなんだ」
相手「ゴルフやらないの?」
自分「あんまり興味ないかな」
自分「趣味は何かある?」
相手「最近ゴルフを始めて練習してるんだけど、うまく打てるとすごく遠くに飛んで気持ちいいんだよね」
自分「ゴルフ始めたんだ!すごく遠くに飛ばせたら気持ちよさそうだね。どうやって練習してるの?」
相手「家の近くに練習場があって、そこで練習してるよ」
自分「家の近くに練習場があるんだ!通いやすくていいね。」
このように同じ内容を話すだけで、「自分は話に興味を持っていますよ」ということをアピールできます。
相手と同じことを話すのは簡単ですし、話している間に次の質問も見つけやすいので非常におススメです。
ぜひ試してみてください。
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分けよう
オープンクエスチョンは回答に制限が無いような質問で、
クローズドクエスチョンは回答に制限がある質問です。
例えば、「好きな食べ物は何ですか?」のように相手が自由に答えられる質問がオープンクエスチョンです。
「甘いものは好きですか?」「パンとご飯どちらが好きですか?」のように、相手が「はい/いいえ」や「パン/ご飯」としか答えられない、制限付きの質問がクローズドクエスチョンです。
話しが途中で止まりやすい人は、クローズドクエスチョンを多く行ってしまっている可能性があります。
「じゃあ、オープンクエスチョンだけしておけばいいのでは」と思ってもいけません。
オープンクエスチョンは人によっては答えづらく、まだ慣れていない段階では「なんでこんなことを聞くの?」と怪しまれることもあります。
ですので、会話の導入はクローズドクエスチョン、途中からオープンクエスチョンを使うことを意識しましょう。
例えば、居酒屋での初デートを想像してください。
自分「お酒は好きなの?」(クローズド)
相手「うん。好きだよ」(好きか嫌いかで回答)
自分「好きなんだ。よく飲みに行くの?」(クローズド)
相手「そうだね。結構飲みに行くよ」(はいかいいえで回答)
自分「結構飲みに行くんだ!どんなお酒が好き?」(オープン)
相手「うーん。何だろ……」(相手が回答に困ってしまった)
自分「じゃあ、カクテルとサワーならどっちが好き?」(回答しやすいクローズドで再質問)
相手「カクテルかな」
自分「カクテル、美味しいよね。どんなところに飲みに行くの?」(オープン)
クローズドクエスチョンから始めることで、スムーズに会話に移行できますね。
クローズドは相手の回答を読みやすいというメリットもありますので、状況によって使い分けましょう。
先ほどのバックトラッキングを織り交ぜつつ、楽しく会話を進行させてくださいね。
まとめ:会話術は実践で身につくので、少しずつ練習しよう

・会話が続かない人の特徴
1.相手の話へのリアクションが薄い
2.話題を広げるのが上手くない
・改善するための方法
1.の場合
・声のトーンを変える
・身振り手振りを大きくする
・笑顔を作る
2.の場合
・バックトラッキングを使う
・2つの質問方法を使い分ける
会話術についていくつか説明しました。少し意識するだけで会話がかなり改善されますので、覚えておきましょう!
しかし完璧にマスターするには時間がかかり、「今後はすべてを実践しよう!」と思ってもなかなかできないものです。
気合いを入れすぎてしまうと、失敗した時のダメージも大きく、婚活をやる気が無くなってきてしまいます。
そこで、「前の自分よりもちょっとだけできる」ことを目標としましょう。
恋愛を成就させるには、成功体験を少しずつ積む必要があります。
婚活の場に行く際には
「今日はいつもより女性の話にリアクションを取ろう」
「バックトラッキングを1回以上試そう」
くらいの、小さい目標設定から始めてください。
これをクリアできたら、次はそれよりも少しだけ高い目標で……と繰り返すうちに、どんどん成功体験を積めるようになります。
成功体験が多くなると、自分に自信が付き、女性をドキッとさせられる自分に変身できますよ。
ゆっくりでいいので、以前の自分を少しだけ変えるような気持ちで、婚活に臨むようにしましょう!
